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WMS導入前によくある質問7選!
国際物流総合展で実際に聞かれた疑問を解説

倉庫荷主機能・仕組み課題解決 2026.09.18
WMS導入前によくある質問7選!国際物流総合展で実際に聞かれた疑問を解説

はじめに

WMSの導入を検討していても、

「実際に何が変わるのかわからない」

「費用はどれくらいかかる?」

「今の管理方法から移行できる?」

など、導入前にさまざまな疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

SunLOGIでは、国際物流総合展への出展を通じて、EC事業者や物流・倉庫事業者の方からWMSについて多くのご質問をいただきました。

そこで今回は、国際物流総合展で実際にいただいた質問をもとに、WMS導入前によくある7つの疑問について解説します。

これからWMSの導入や倉庫管理の見直しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

① WMSを導入すると、今の倉庫業務はどう変わりますか?

WMSを導入することで、入荷・在庫・出荷などの情報をシステム上で管理できるようになります。

例えば、Excelや紙を中心に管理している場合、

・現在の在庫数を確認する
・商品の保管場所を確認する
・出荷予定を確認する
・入出庫履歴を調べる

といった作業に複数のファイルや帳票を確認する必要があることがあります。

WMSを利用すれば、こうした情報をまとめて管理しやすくなります。

また、バーコードを利用した検品や在庫管理などを取り入れることで、出荷ミスや在庫差異を防ぐ仕組みも構築できます。

ただし、WMSを導入すれば自動的にすべての物流業務が改善されるわけではありません。

現在の業務フローを整理し、どの作業をWMSで管理するのかを明確にすることが重要です。

※WMSの基本的な仕組みや機能については、「倉庫管理システム(WMS)とは?」の記事で詳しく解説しています。

倉庫管理システム(WMS)とは?

② WMSの価格はどれくらいですか?

WMSの価格は、利用するシステムや倉庫数、出荷件数、必要な機能などによって異なります。

一般的には、

・初期費用
・月額利用料
・出荷件数などに応じた従量料金
・カスタマイズ費用
・外部システムとの連携費用

などが発生する場合があります。

そのため、単純に月額料金だけで比較するのではなく、実際の運用に必要な機能を含めた総額で確認することが大切です。

クラウド型WMS「SunLOGI」は初期費用0円、月額10,000円から利用できます。

ただし、出荷件数や利用条件によって料金が変わるため、自社の物流規模に合わせて確認する必要があります。

※WMSの初期費用・月額料金・従量料金などについては、「倉庫管理システム(WMS)の費用相場とは?月額料金や導入コストをわかりやすく解説」の記事で詳しく紹介しています。

倉庫管理システム(WMS)の費用相場とは?月額料金や導入コストをわかりやすく解説

③ 今使っているECモールやカート、システムと連携できますか?

WMSを導入する際に確認しておきたいのが、現在利用している外部サービスとの連携です。

EC事業では、Amazonや楽天市場などのECモール、ShopifyなどのECカート、受注管理システムなど、複数のサービスを利用するケースがあります。

これらとWMSをAPI連携できれば、受注情報などを自動的に取り込み、倉庫への出荷指示につなげることができます。

一方、システムが連携されていない場合は、受注データをダウンロードし、WMS用に加工して登録するといった作業が必要になることがあります。

SunLOGIでは、複数のECモール・カートとの外部連携に対応しており、APIによる標準連携に対応していない場合でも、CSVマッピングを利用して受注データを取り込むことができます。

APIの仕組みやCSV連携との違いについては、「API連携とCSV連携の違いとは?」の記事もあわせてご覧ください。

API連携とCSV連携の違いとは?

④ 現在アナログで管理していますが、WMSへ移行できますか?OGIが連携しているECモールの一例

現在、紙やExcelを中心に倉庫管理を行っている場合でも、WMSへ移行することは可能です。

むしろ、

「商品数が増えてExcel管理が複雑になってきた」

「出荷件数が増えて確認作業に時間がかかる」

「担当者によって管理方法が異なっている」

といった状況は、WMS導入を検討するきっかけの一つです。

ただし、現在の管理方法をそのままシステム化するのではなく、まずは商品情報や在庫情報、入出荷の流れを整理することが重要です。

特に商品コードが統一されていない場合や、担当者ごとに異なるExcelを使用している場合は、導入前にデータを整理しておくことで移行を進めやすくなります。

一度にすべての業務を変更するのではなく、必要な範囲から段階的にWMSへ移行する方法もあります。

⑤ WMSの導入にはどれくらいの期間がかかりますか?

WMSの導入期間は、現在の物流体制や必要な機能、外部システムとの連携、カスタマイズの有無などによって異なります。

標準機能を中心に利用する場合と、大規模なシステム連携や開発が必要な場合では、導入までに必要な期間も変わります。

導入時には一般的に、

現在の業務を整理する

必要な機能を確認する

商品・在庫などのデータを準備する

システム設定を行う

テスト運用を行う

本稼働

といった流れで進めます。

「できるだけ早く導入したい」という場合は、最初から多くのカスタマイズを行うのではなく、標準機能を活用してスモールスタートする方法もあります。

⑥ 複数の倉庫に委託していますが、一つのWMSで管理できますか?

EC事業の拡大に伴い、複数の物流倉庫へ商品を預けるケースもあります。

例えば、

・商品カテゴリによって倉庫を分ける
・東日本と西日本で倉庫を分ける
・既存倉庫に加えて新しい委託先を追加する

といった運用です。

この場合、WMSが複数倉庫の管理に対応していれば、倉庫ごとの在庫や出荷状況を確認しやすくなります。

複数の倉庫を利用する場合は、

「どの倉庫にどの商品があるのか」

「各倉庫の在庫数はいくつか」

「どの倉庫から出荷しているのか」

といった情報を把握できる仕組みが重要です。

特に今後さらに物流拠点を増やす可能性がある場合は、WMSを選ぶ段階で複数倉庫への対応状況を確認しておきましょう。

⑦ WMSを選ぶときは、何を比較すればいいですか?

WMSを比較する際は、料金だけで判断しないことが重要です。

主に確認したいのは、

・自社に必要な機能があるか
・利用しているECモールやカートと連携できるか
・現場で使いやすいか
・導入後のサポート体制は十分か
・出荷件数や倉庫数が増えても対応できるか
・料金体系が自社の物流規模に合っているか

といったポイントです。

例えば、料金が安くても、必要な外部連携に対応していなければ手作業が残ってしまう場合があります。

反対に、高機能なWMSでも、自社では利用しない機能が多ければ費用対効果が合わない可能性があります。

「どのWMSが有名か」ではなく、「現在の課題を解決できるか」という視点で比較することが大切です。

※WMS選びについては、「WMSを比較する際のポイントとは?おすすめの倉庫管理システムの選び方を解説」で詳しく紹介しています。

WMSを比較する際のポイントとは?おすすめの倉庫管理システムの選び方を解説

国際物流総合展で改めて感じたWMS導入前のポイント

国際物流総合展では、WMSそのものの機能だけでなく、価格や外部連携、現在の管理方法からの移行、複数倉庫の管理など、実際の運用を想定した質問を多くいただきました。

WMSを導入する際に重要なのは、最初からシステムを決めることではありません。

まず、

「現在どの業務に時間がかかっているのか」

「今後、商品数や出荷件数はどのくらい増えるのか」

「現在利用しているシステムと連携する必要があるのか」

など、自社の物流課題を整理することが重要です。

そのうえで必要な機能や予算、導入方法を比較することで、自社に合ったWMSを選びやすくなります。

まとめ

WMSの導入前には、機能だけでなく、価格、外部連携、移行方法、導入期間、複数倉庫への対応など、さまざまな点を確認する必要があります。

今回紹介した7つの質問は、国際物流総合展でも実際にご相談いただいた内容です。

WMSを検討する際は、まず現在の物流業務で困っていることを整理し、その課題を解決できるシステムかどうかを確認しましょう。

SunLOGIでは、EC事業者や物流・倉庫事業者の運用に合わせて、WMS導入や外部システムとの連携、物流体制についてもご相談いただけます。

「現在の管理方法からWMSへ移行できるかわからない」「自社に必要な機能を整理したい」という場合は、まず現在の物流業務を整理するところから始めてみましょう。